試験合格から数日経過してようやく興奮も収まってきたところで、改めて今回の試験を振り返ってみます。
過去の記事を読んでもらえればわかると思いますが、当初の計画通りに学習を進めることができず、試験当日の時間配分にも失敗する始末。到底ダメだと思っていましたが、それでも受かってました。
一番の勝因を挙げるとすれば、とにかく試験本番で回答を埋めまくったこと。何となく見たことがあるくらいの問題でも、自分勝手な強引な理屈でいいので回答用紙を埋めたことがよかったと思います。見当ハズレの回答でない限り、×にするのは難しいと思われる問題が多くあります。そういう問題で部分点を小まめに稼ぐことが大事だと思います。
そのためには、全範囲を一通りでもいいから学習して練習問題や過去問を解いておき、まったく見たことがないという問題を限りなく少なくすることが重要だと思います。さすがに初めて見るテーマについて論じるのは敷居が高すぎますからね。
今回私はギリギリの合格だったと思いますが、もう少しきちんと勉強していればある程度の余裕が持てたと思います。というのも途中からちょっと無理なスケジュールで押し切ったため、苦手な分野を克服仕切れなかったからです。具体的には、デリバティブのうち通貨オプションとスワップ、また企業分析全般は最後まであやふやなまま試験に臨むこととなってしまいました。で、それらが本番でも出題されてしまい、焦る結果となってしまいました。
時間に余裕があれば、苦手な分野にある程度を多めに費やし、できる限り苦手意識をなくしておくことが大事だと思います。一次試験である程度何が苦手分野かはわかっていると思いますので、計画の段階でその分野に多くの時間を用意しておくとよいと思います。
それでも時間が余る人は、協会のテキストや参考図書、あるいは試験範囲に絡む一般書籍を読めばいいと思います。今回もTACのテキストでは出ていない問題が出ましたし、TACのテキストは全範囲を網羅しているわけではありません。あくまで、「総まとめテキスト」なのです。
私は計画通りに勉強を進められなかったために、115時間しか学習時間が取れませんでしたが、当初計画通りにやっていれば150時間程度だったと思いますし、独学でもこれくらいやれば合格レベルに達することができるでしょう。年明けからコツコツとやって丁度いいくらいだと思います。周りを見ているとゴールデンウィークから必死に勉強を始めた人はほぼ全滅、逆に合格した人は3月以前から始めた人が多かったです。個々のレベルにもよりますが、ぜひ一科目に1ヶ月は学習時間を取ることをオススメします。
以上、勝因と反省点を振り返ってみました。
さて、今後の当ブログですが、せっかく見に来てくれる人が結構いますので、記事の更新は続けていこうと思います。内容についてはアナリスト試験について思うことや試験勉強の振り返り、また他の資格試験へ向けた勉強や金融関連で読んだ書籍の感想など、自由なテーマで書いていきます。週に1度くらい更新できたらいいかな。では、今後ともよろしくお願いします。
ポチッとご協力下さい。いろいろな勉強法があって参考になりますよ〜。
posted by 貧乏独学者 at 21:35|
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